体で学ぼう!

体で学ぶ新感覚な、お勉強!

体は返品不可の自転車のようなもの

自転車がサビ付いて、チェーンも外れやすくなってボロボロになってきたら、

皆さんはどうしますか?

大体の人は、そのボロボロになった自転車を捨てて、

新しい自転車に買い替えるという行動を取るでしょう。

もしくは、使えなくなった部分を外して、新しい部品と取り換えるという人も居るかもしれません。

 

自転車だとそういった選択肢を取ることが簡単にできますが、

人間の体の場合ですとそうはいきません。

「最近、体の調子悪いから、ちょっと新しいのに買い替えようかな~」

なんてワケにはいかないのです。

私達の体は一点ものなのです。

 

 

私は以前、自転車屋さんに「自転車を長持ちさせて使うにはどうしたら良いですか?」と聞いたことがあります。

すると自転車屋さんはこう答えてくれました。

「こまめにサビを落として、定期的にタイヤに空気を入れる。使っていない時は、なるべく屋外にさらした状況で放置しないこと。」

要は、こまめにメンテナンスを行い、大事に扱ってあげるということでした。

 

そのことは、体を扱う時にも、参考にすべき点といえるでしょう。

疲れや強張りが出てきた時はケアを行い、休ませる時はちゃんと休ませる。

そうすることによって、長く元気に使える期間が増えていきます。

 

しかし、体に対する意識が希薄な現代人にとって、なかなか体のメンテナンスやケアを行うという考え方は、大事だと分かっていても実行に移せない人は多いのです。

「体を大事にしなくちゃいけないと分かってはいるんだけど、なかなか実行に移せないんだよね~」

 

しかし、これは非常にもったいないことです。

メンテナンスをしていない、疲れた体で生きることは、サビ付いた自転車をこぎ続けるようなものです。

ギコギコ、ギコギコ、鈍い音を立てながら重いペダルを漕ぐのは、とても大変!

そんな状態で使い続けるより、一度サビを落として、タイヤに空気をいれてあげた方が、断然、進む効率は良くなりますし、何より快適ですよね!

漕ぎやすくなった自転車で、スイスイと街中を走れたら、気持ちも爽快になります。

体だって元気で動かしやすい状態にしてあげた方が、嬉しいですよね。

 

「でも体のケアって何をしたらいいのか分からない」と思う人もと多いと思います。

そんな人は、まずは体について知ることです。

自転車屋さんが自転車を修理できるのは、自転車について知識を勉強したからです。

自転車を直す経験を積んだからです。

同様に、私達も自分の体について知るべきです。自分の考えや行動が体にどのように影響を及ぼしているのかを。

しかし、何も難しく考える必要はありません。

一番大切なことは、体のことを思いやってあげることです。

自分にとって大切な人のように大事に、そして楽しませてあげてください。

ただ、それだけです。

 

私は、サビを落とした自転車のように、自分の体が快適に動いてくれた時、

「体が動くことって何て幸せなのだろう!」という充実感を感じます。

それは、モノやカネでは決して得ることのできない幸福なのだと思います。