体で学ぼう!

体で学ぶ新感覚な、お勉強!

肩甲骨をスライドさせて、首・肩・背中の疲れをリフレッシュ!

肩甲骨を動かして、背中の凝りをほぐしてみよう!

今回ご紹介するエクササイズは、背中の広い範囲を一気にほぐしていく体操です。
寝ながらでもできる簡単エクササイズなので、
布団の上で行って、そのままグッスリと眠っても良いですし、
また、立ちながら座りながらでもできますので、デスクワークの合間や運動の前後に行うのもオススメです。

肩甲骨をスライドして背中をほぐすエクササイズのやり方

それでは、エクササイズのやり方を説明をしていきます。
寝ながらやる方法を解説していきますが、立位でも座位でも手順は同じです。

1、左右上下に腕を伸ばせるスペースを確保して、仰向けになって寝てください。
2、そして腕を伸ばして手のひらを上に向けた状態でリラックスします。
3、腕を伸ばした状態のまま、その腕を頭の方向と足の方向に上下に動かしてみましょう。

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腕を伸ばしたまま上下に動かしてね
4、するとそれに合わせて肩甲骨も上下にスライドされます。これが基本の動きとなります。
5、腕を徐々に左右の方向に広げて、肩甲骨のスライドを色々な角度で行っていきます。
6、腕が肩や頭より上に伸ばせるという方は、頭の上まで腕を伸ばしてやってみましょう。バンザイのような形になりますね。
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色んな方向で肩甲骨をスライドさせていくよ
そんなに腕が上がらないという人は無理をせずに、自分が気持ちよく動かせる範囲で行ってください。
無理をする必要はありません。怪我をしないように自分の体と対話してください。
7、自分がいける所までいきましたら、今度は逆に腕を閉じながら動かしていき、最初の元の姿勢に戻ります。

8、続いては手の平を内側に向けます。手の平が体の方向に向いている、気をつけの姿勢のような形になりますね。
9、この状態でさきほどと同じように腕を上下に動かします。肩甲骨がスライドされます。

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先ほどと同じように腕を動かして肩甲骨をスライドさせてね
10、その動きを繰り返しながら、今度を腕を天井の方向にあげていきます。
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今度は別の方向に腕を動かしていくよ
11、そのまま頭の方向に腕を伸ばせるという方は、頭の上まで腕を伸ばしていってください。
上がらないという方は無理をせずに。自分の気持ちの良い範囲で動かすことが大切です。
12、いける所までいきましたら、今度は腕を降ろしながら、肩甲骨をスライドさせる動きをして元の姿勢に戻っていきます。
13、好きな回数、好きな方向、好きな時間、自分が心地良く感じられる範囲で行います。

背中をほぐす肩甲骨エクササイズのコツ・解説

まず1つ守って欲しいのは自分が動かせる範囲で行うということです。
腕が上がらないのに無理やり動かそうとすると体を痛めることに繋がります。
また腕を上方に上げた時に、背中を反らしてしまう人は、もう少し範囲をせばめて行いましょう。
腰を痛めます。
そもそも自分がどこまで動かせるのかを把握していない人も多いです。
自分が気持ちよく動かせる範囲内で行ってください。
体が気持ちよさを覚えてくると、次第にスムーズに動かせる範囲は広がっていきます。

さて、それでは具体的な解説に入ります。

肩甲骨は肋骨の上に位置するお皿のような骨です。
肩甲骨と肋骨は直接、関節で繋がっているわけではありません。
ですから本来、肩甲骨は肋骨上を様々な方向に動かすことができます。

ところが日常生活では肩甲骨を色々な方向に動かす機会があまりありません。
私達は、決まった動作のパターンの中の、決まった範囲でしか体を動かしていなかったりするのです。
ですから、本来動かせるはずの部分を動かさないままでいて、
その部位の機能を自分では気付かないままに衰えさせていたりします。

また、毎日のデスクワークや運動不足により、本来、肋骨の上を多様に動くことのできる肩甲骨が、
筋肉の凝りによって肋骨にヘバリついているような状態になっているということもあります。
そうなると、肩甲骨が動かしにくくなりますので、その周辺の筋肉は更に凝り固まり、
背中や肩、首にも影響していきます。

また、肩甲骨の動きが悪くなりますと、腕を上にあげる動作の時に、
腕がスムーズに上がらない分、腰を反らすことで腰に負担をかけて痛める癖を持つ人や、
上がらない腕を無理やりあげようとして肩を痛めたりする癖を持つ人なども居ます。
そして肩甲骨が肋骨にヘバリついているような状態にありますと、
胸郭の動きに影響を及ぼしますので呼吸のしやすさにも大きく影響していきます。

ですから肩甲骨を動かして、その周囲の筋肉がほぐれてくると、とても気持ちが良くなります。
さらに、動きの中で背中の筋肉が連動して使われるようになりますので、
スタイルを良くするのにも効果的!

このエクササイズを行う際は、腕を動かしながら、
肩甲骨がスライドされて周囲の筋肉が連動してヌルヌルとほぐれていくのを感じながらやってみてください。
注意して欲しいのは、頭で難しく考えないようにするということです。
大切なのは気持ちよさを味わうことです。
眉間にシワを寄せて歯を喰いしばったような恐い顔でやると、ほぐれていきません。
「ああ、ここがほぐれて気持ちが良いな」とヨダレでも垂らしながら(笑)やってください。
あせらずにのんびりと続けていくと、
次第に滑らかでしなやかな肩甲骨の動きを取り戻すことができるでしょう。
上半身全般がほぐれていき、その影響は下半身にも及んでいきます。
大事なことは、心地良さに身をゆだねることです。