体で学ぼう!

体で学ぶ新感覚な、お勉強!

今日からあなたも経営者!自分の体を運営するという考え方

突然ですが、あなたはどんな会社で働きたいですか?

給料が良くて、仕事の内容にやりがいがあって、自分自身の成長が感じられる…。

従業員同士の関係が良好で、風通しもよく、チームワークが素晴らしい…。

経営者が、従業員を取り換えが効く機械の歯車としてでなく、

一人一人をちゃんと「人」として大事に扱ってくれ、評価してくれる…。

そんな会社で働けたら毎日楽しいですよね。

 

さて、あなたの「体」という会社は、そんな労働環境になっているでしょうか?

内臓が悲鳴をあげているにも関わらず、休みなく暴飲暴食を繰り返していないでしょうか。

普段、体を動かさず、血流が滞っているにも関わらず、運動をせずに放置していないでしょうか。

眠る前までスマホを触り続け、神経に刺激を与え、緊張状態のまま浅い眠りについてはいないでしょうか。

 

このような会社を「ブラック企業」と言います。

酷使するだけ酷使され、十分なケアや休養も与えられず、

評価もされず、まるで物のように扱われる。

従業員の立場からすれば、このような労働環境では、働く気力は段々と失せてくるでしょう。

 

本物の会社ならば、そんな所に労働基準監督署がやってきて警告を出すかもしれませんが、

残念なことに「体」にはそのように機関がわざわざ出向いてきて注意してくれることはありません。

ですので、ここで重要となってくるのは、経営者のかじ取りとなってきます。

 

体の経営者とは、つまり私達自身の意識です。

私達が、体に対してどういった意識を持ち、どう接するか。

ここが「脱ブラック企業」の突破口となっていきます。

 

経営者というと、何だか面倒だし大変そうな感じがしてしまいますが、

何も難しく考える必要はありません。

まずは日々働いてくれている体を思いやることから始めましょう。

 

「運動不足だから、たまには車を使わずに、そこのスーパーまで歩いて行こうかな」

「内臓のことを考えて、今日はお酒を控えて休肝日にしてみようかな」

「体を使い過ぎて、少し膝が痛むな。今日は休息に徹しよう」

 

ほんの少しのきっかけが大切です。

そして、その行動によって起きた体調の変化を観察して感じてみましょう。

さまざまなことに気付くはずです。

 

「久しぶりに歩いたら、なんだか汗をかいて体も心もスッキリしたな」

「お酒を控えた日は、夜中のトイレの回数も減って眠りも深くなったなぁ」

「体を休めたら、だいぶ元気になった。明日からまた頑張ろう」

 

そんなことに気付けたなら、もう、あなたは体の立派な経営者です。

従業員である体とコミュニケーションを取ることができたのですから。

 

大体の場合、怪我や病気を負った時や、体が動かなくなったりした時に、

初めて人は「もっと体を大切にしておくべきだったかな」と思うものです。

どれだけ気をつけていても、どうしようもないことはあるのですが、

なるべくなら大切にしてあげたいですよね。

 

自分の体と向き合っていくと、時には、扱い方や取り組み方でうまくいかないことも多々起きるかと思います。
でも、それは普通のことです。相手は人なのだから。

全部を自分でコントロールしよう、またはできるなどと思わないでください。

また体は全てを強制的にコントロールされることを嫌います。

口うるさい上司は嫌われるものです。

そして体の経営者である私達自身だって人の一部なのですから、失敗したり、めんどくさくなって体の扱いが雑になることがあるのも当然のことです。

体のことを感じようとする時に、張り詰めた考え方を持つと、

心も体も強張り、疲れてしまします。

まずは、「私の体って何を感じて考えているのだろう」と少し軽く寄り添ってみてあげてください。