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体は心に作用する!作り笑顔でも幸せと勘違いする脳の不思議

心が先か、体が先か、互いに作用しあう不思議な関係

脳を簡単に喜ばせる方法を1つ、お教えいたします。

お箸をご用意ください。

用意できましたら、そのお箸を横にしてくわえてみてください。

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箸に歯の跡をつけたくない場合は割り箸でやってください。

はい、これでもうあなたの脳は楽しくなってしまっています!

「え~?何で?」と疑問に思われる方も居ると思いますので解説していきましょう。

この箸をくわえた時の表情を鏡で見て確認してみて欲しいのですが、

ある表情に似ていませんか?

そう、「笑顔」です!

お箸をくわえることで、口角が口角がクイッと上がりますよね。

この表情を脳が笑顔だと勘違いして楽しくなってしまうのです。

脳って意外と…。

今回は、心と体に関する不思議なお話をしていきます。

目次

 

人は笑顔になると楽しくなる

人は笑顔になると脳内のドーパミン系の神経活動に変化が起きます。

ドーパミンとは、快感や多幸感を感じさせたり、やる気や意欲を高めてくれるホルモンです。

そしてこれは本当の笑顔でなく、さきほどのような箸をくわえた笑顔に似た表情であっても、脳が反応して同じ効果が得られます。

つまり、大して楽しくなくても笑顔を作ると楽しくなってしまうということです。

ですから実はこの作用は、箸を使わなくてもできてしまいます。ただ口角をあげて笑顔に似た形をするだけでも脳は反応してしまうのです。

 

笑顔には様々な効果があって、がん細胞や侵入してきたウィルスを攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞の活動を活発にするという報告があります。

さらに、心を安定させて幸せな気分にさせてくれるセロトニンというホルモンがあるのですが、これも笑顔になると分泌されます。逆に不機嫌でイライラしている時は減ってしまうのです。

これらの効果も、作った笑顔でも反応すると言われています。

体が心に作用している

このことから、「楽しいから笑う」といった心から体への方向だけでなく、

「笑うから楽しい」という、体から心への作用があることが分かります。

体の在り方が脳に様々な影響を及ぼしているのですね。

例えば、うなだれて絶望的な表情を作った状態でずっと過ごしていると、段々と後ろ向きな考えが浮かんできたり、気持ちが落ち込んできたりします。

また、何の自信がなくても、胸を張って堂々としていると、

それが例えフリだったとしても、本当に自信が沸いてきて堂々とした気持ちになっていきます。

効果的に活用してみましょう。

 

ただし、体にはそういった力があるからといって、本当に辛い時には無理をして自分を偽ることはしないでください。

悲しいこと、落ち込むことが起きた時は、素直にその感情を体で表すことが大切です。

そうすることで心のバランスは保たれているからです。

そんな時にまで無理して偽る必要はありません。

子供はよく笑う

子供は大人に比べてたくさん笑います。

一日400回も笑っているそうです。笑顔の回数がとても多いのです。

まさに楽しいから笑ってるのか、笑ってるから楽しいのかという状態です。

一方、大人が笑う回数は平均1日10数回程度だそうで、下手すると「今日、笑ったっけ?」と思い出せない人も居るでしょう。

大人になると、忙しさや責任からくるストレスやプレッシャーなどから、心から笑うことも減りますよね。それは、しょうがないことです。

ですから、お笑い番組を見る、趣味に打ち込む、好きな人たちと一緒にいる…などなど楽しい時間を作って、なるべく自然と笑える機会や環境を自ら作ってみましょう。

また、積極的に面白いと思うことを探してみましょう。

笑わないでいると表情筋が衰える

顔には表情を作るための筋肉がたくさんついています。

ずっと笑わないでいると、段々と表情筋は衰えていきます。

表情筋は呼吸や声にも影響を及ぼす筋肉です。

だから歌手は表情筋が豊かな人が多いですよね。

表情で声の共鳴や伸びが変わってくるのです。

しかし、あまりにわざとらしい表情に対しては賛否がありますが…。

また、顔の筋肉がほぐれると、頭や首、肩が楽になることがあります。

顔の筋肉の凝りって以外と色々な所に影響しているのです。

心と体は反応しあっている

心の変化が体に影響を及ぼすというのは、割とイメージが湧きやすいと思います。

ショックなことがあって気持ちが落ち込んだら、体もションボリとなりますよね。

また、嬉しい事があった時は、体に元気があふれてきます。

これは「心→体」への作用ですね。

一方で、今回お話したような体が動くことによって心に作用する、

「体→心」という方向の働きもあるのです。

運動などをした後に、心がさっぱりしたというのも「体→心」の作用ですよね。

それらの効果をうまく活用して、体と心を元気にしていきましょう!

 

ちなみに、泣きたい時は素直に泣いてくださいね!

どんな時も無理やり笑う必要なんて、どこにもありませんから。