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腰痛予防にも!座る時は坐骨で座ろう!

坐骨で姿勢を整えよう!

座る時の姿勢が悪いと、体の一部に負担が偏ったり、
胸が圧迫されて呼吸が浅くなったり、内臓の働きが悪くなったりします。
体への負担やダメージが蓄積されると、仕事や作業の能率が落ちてしまいます。
できる限り余計なことで消耗するのは避けたいですね。

座る時には「坐骨」をうまく使って姿勢を整えることで、
それらの負担を軽減させることができます。
今回は、その「坐骨」について説明していきます。

目次

坐骨の位置

皆さんは「坐骨」ってご存知ですか?
坐骨は骨盤の一番下のところに、左右に1つずつあります。

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坐骨は左右に1つずつ

では実際に触って位置を確認してみましょう!

座った姿勢で座面とお尻の間に手を入れて、お尻の中にある坐骨を探してみて下さい。
ボコッボコッっとした2つの丸い突起があると思いますが、それが坐骨です。
坐骨という名前ですから、このボコッボコッっとした左右に1つずつある骨は、座る時に使います。
座る時は、この坐骨を座面に置いて、その上にパーツを積み重ねていくことで姿勢が整えられます。

坐骨を使わないで座ると…。

この坐骨が使われていないような座り方ですと、姿勢を整えるのが難しくなります。
坐骨が使われていない姿勢は、体にどういったことが起きているのかを簡単に見ていきましょう。

座る時によく見られる姿勢は、坐骨が寝ていて、腰や背中が丸まった姿勢です。
この姿勢は、骨盤が後ろに倒れることによって坐骨が立っていません。

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骨盤が寝ている

まず土台となる部分が崩れることによって、背骨のカーブが崩れますので背中や腰などに負担がかかります。
そして骨盤が後ろに倒れていることで、バランスを取るために、頭が前に出ます。
そうすると、首、肩はそれを支えなければならないので、首、肩の筋肉が凝りやすくなります。
また、胸郭が潰れることによって呼吸が浅くなり、体全般の機能、回復が落ちます。
その上、その状態が慢性化することで、
肋骨周りの筋肉が固まり、首、肩、背中、腰、胸、お腹…全般的に体が動かしにくくなります。
姿勢が崩れていると、腹圧がうまくかからなくなり、
お腹の中にある、腸腰筋、腹横筋、骨盤底筋などといった、
インナーマッスルと呼ばれる内部の筋肉が使われず、
姿勢を整えるための筋肉が固くなってしまったり衰えたりします。

ですから坐骨を立てて楽に座ってみましょう。

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坐骨を使って座ろう!

力ずくで無理やり姿勢を整えようとしないこと

でも「よし、じゃあ坐骨で座れば全部OKだね!」と言って、力ずくで強引に姿勢を固めるのはよしましょう。
固まった体で無理やり姿勢を整えようとしても、
息が詰まって、さらに体がカチコチに強張って、苦しいだけです。場合によっては体を痛めます。
姿勢は、外側の形だけを取り繕って整えていても、意味がないどころか、マイナスに働くことがあります。
自分の体の中で何が起きているかを大切にしてみて下さい。
心地が良いか悪いかを感じてみましょう。
私達は、生き物ですので、無理やり強引に型にハメようとすると体と心がぎこちなくなります。
それは、もったいのないことです。

まずは緊張を解いてみましょう。

「姿勢を良くしましょう」というと、口を横にギュッと締めて、
肩に力を入れて、「フンッ!」と息を詰めて姿勢を整えようとする人が多いのですが、
一旦、リラックスしてください。
良い姿勢は快適な姿勢です。
息を詰めて苦しくなるようでは、快適とは言えないですよね。
姿勢を整える時に、体の中から無駄な強張りが抜けていくように、
ゆったりと呼吸をして、無駄に頑張ろうとしていた力を手放してみましょう。

体の緊張を解きながら坐骨を使って座るためのエクササイズはこちらになります。
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また、腸腰筋は骨盤の傾きにも影響してくる筋肉です。
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